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家売るオンナ。第9話感想と険悪嫁姑に二世帯住宅を売るには距離感のあるさりげない愛情を押すことが大事

2016/07/13よりドラマ「家売るオンナ」がスタートしました。北川景子さんが演じるやり手の不動産営業ウーマン・三軒屋万智(さんげんや まち)が、強引だけどある意味営業の本質をついたやり方で家を売りまくるコメディタッチの爽快なドラマです。

今回は第9話の感想と、険悪な嫁姑関係を持つ家庭に2世帯住宅を売る三軒家の鮮やかな手順と、そこで出てきた日本の奥ゆかしさに関する適切な表現についてまとめてみたいと思います。

 

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相関図

登場人物の相関図を引用しておきます。本家ページはこちらです。

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 二世帯住宅を売る三軒家

ただでさえ需要が少なく売りづらい二世帯住宅を三軒家は嫁姑関係が険悪な家庭に売ってしまいます。手口が鮮やかだったのでその流れをまとめておきます。

 

足立と庭野がそれぞれ担当している雨宮家、苗字が同じだけではなく「南向きの8畳は不吉」という意味不明な家訓まで同じでした。

親子であることを見ぬいた三軒家は、担当してる二世帯住宅を売ることを計画します。

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この家庭は、嫁姑の関係が険悪でしたが、三軒家は

  • 母は、結婚に行き遅れている娘に家にいてもらいたい
  • 姑は、義理の母の面倒を見るのが嫌なので、結婚に行き遅れている義理の姉に行き遅れ続けてもらいたい

ということを見抜きます。

一方、この結婚に行き遅れている女性は、実はナイジェリア人の彼がいて結婚をしてナイジェリアに行くことを決意しています。なんでもアフリカでは太っているのが美人の条件だとか。

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この材料から三軒家は

ナイジェリア人との結婚という共通の敵を見せて嫁姑関係を良くする

という大胆な手を取ります。

 

その上で、嫁姑は似た者同士で好みも似ていることを説き、二世帯住宅を購入させることに成功します。

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一段落かとおもいきや、こんどはナイジェリア人が騒ぎ出します。自分の愛する女性が、家族と絶縁状態になってしまったことに不満を覚えます。家族はみんな一緒にくらさないとダメ、ナイジェリアではみんな一緒、だそうです。

 

三軒家のもとに相談にきたナイジェリア人は、”なんでもけん”を両親にプレゼントする作戦を三軒家に伝授され実行します。

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結果は大成功で、二世帯住宅で開催される餃子パーティに招待されます。

ところがナイジェリア人は二世帯住宅というものが理解できずにまた騒ぎ出します。壁を壊せ!と。

なぜか餃子パーティについてきた三軒家がここで素晴らしい演説をしてナイジェリア人を納得させます。

壁があっていつも顔が見えないからこそ相手のことを思いやるのです

いつも一緒なのではなくわざわざ会いに行くから愛着が生まれるのです

1番目の奥さんから7番目の奥さんまで一緒に暮らすのは

ナイジェリアでは尊い文化でしょう

でもここは日本です

奥ゆかしく相手を思いやる それが日本の美徳です

距離感のあるさりげない愛情表現は日本独特の文化です

あなたも日本人の妻を持つのですから

そういう文化も理解していただかないと困ります

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「距離感のあるさりげない愛情表現」はとても良い言葉ですね。

 

 

今週の白州美加

もはや、三軒家万智の信者と化しています。

気合入るのでGo!ください、といってももらえずセルフGo!をしています。

 

下記動画の40秒あたりです。