2016/07/17 よりドラマ仰げば尊しが始まりました。寺尾聰さん演じる教師と村上虹郎さんや真剣佑やさん演じる不良たちが音楽を通して心を通わせていくいわゆる熱血ドラマです。1982年の神奈川県立野庭高等学校(現・神奈川県立横浜南陵高等学校)にいらっしゃった中澤忠雄先生のエピーソドにもとづいた実話のドラマ化とのことで、見ていると胸が熱くなること必至です。今回は第1話の感想と、不良5人組の名場面について簡単にまとめてみたいと思います。
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相関図
登場人物の相関図を載せておきます。本家ページはこちらです。
感想
不良たちに正面から向き合う樋熊先生に胸アツです、で感想が終わるぐらいシンプルな熱血教師ストーリーでした。
不良グループについては詳しく後述するとして、吹奏楽部の部長の有馬はみんなを引っ張ろうとしていてスゴいですね。不良グループの青島とは距離が近そうな感じでしたし、木藤良とも幼なじみのようなので、今後間違いなく不良グループの吹奏楽部入部に重要な役割をはたすものと思います。
なお、有馬役の石井杏奈さんは、E-girlsのメンバで、宮部みゆきさん原作の映画「ソロモンの偽証」では陰のあるいじめられっ子を演じていました。今度は前向きな部長という対象的な役柄を見事に演じていますので、気付かなかった人もいるのではないでしょうか。
不良グループについて
リーダ的存在である青島が手をけがしてギターができなくなってしまったことを、その他4人が気遣っている感じがにじみでていましたね。この時点で仲間思いの良い奴らなんだなと思いました。
トリプルA
不良グループは世間ではトリプルAと呼ばれていると雀荘で得意気に語っています。
トリプルAとは
- 頭悪い
- 悪行三昧
- アンタッチャブル
だそうです。
アンタッチャブルは実際はU(Untouchable)ですので、確かに頭悪いです。
ちなみに、アメリカ育ちの真剣佑さんが発するUntouchableが美しかったです。
https://twitter.com/yn_kys/status/754867723990142980
グループ内での木藤良の存在
リーダ的存在は村上虹郎さん演じる青島のようですが、気になるのが真剣佑さん演じる木藤良の存在です。
真剣佑さんが千葉真一の息子の二世俳優で、二世俳優といえば村上虹郎さん(父が村上淳さん、母がUAさん)もひげもじゃのドラマーも二世俳優(父が中野英雄さん)のようですが、その話はこのブログによくまとまっているので割愛し、
第1話で、木藤良が青島の右腕的な活躍というか暗躍ぶりが気になったので、簡単に画像付きでまとめておきます。
つらい過去を思い出した青島を気遣っています。
樋熊先生の
自分でぶち壊したものは自分じゃなきゃ直せない
俺にはそれがよく分かる
という発言に、先生の過去の何かを感じ取る賢さを持っています。
樋熊先生の過去を青島とともに探りはじめます。
樋熊先生の必至の説得も虚しく、心の殻を破れずに椅子をガラスに投げつける青島に対して、微妙な笑顔をみせていました。
吹いていた楽器も樋熊先生と同じサックスという設定のようなので、今後青島と同様に、もしくはそれ以上に樋熊先生と絡んでくる可能性があると思います。
ドラマスタートの2016年設定での演奏会の席配置も、有馬を中心に右に青島、左に木藤良が配置されて3人がフレームに写っているシーンがあるので、間違いなく主要人物の扱いですね。