2016年4月13日からTBS系列で「重版出来(じゅうはんしゅったい)」というドラマがスタートしました。黒木華(くろきはる)が演じる新米編集者・黒沢心を中心に、コミック雑誌の編集部の奮闘を描くドラマです。元柔道五輪代表候補だった心が、前向きな姿勢で物事に取り組むとても明るいサクセスストーリードラマです。今回は、ドラマにたびたび登場する名言について、第1話から第5話までのものをまとめてみたいと思います。随時更新中です。
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なお、TBSオンデマンドで最新話を1週間無料で視聴できるので見逃している方はお早めに。
ドラマ重版出来の登場人物 相関図
簡単なドラマの人物相関図を引用しておきます。
第1話で登場した名言
精力善用、自他共栄
精力善用、自他共栄。
自身の力を最大限に使って良い行いをし、他者を敬い感謝する。
互いに信頼をはぐくめば、助け合って生きていける。
第2話で登場した名言
自分の立っている場所
生瀬勝久さん演じる営業部・岡部長が、坂口健太郎さん演じる若手営業担当・小泉へ言った厳しい一言です。小泉が、もともと情報誌の編集を希望していて営業の仕事は好きではない、という発言をしたことに対する言葉です。
自分の立っている場所が分からないうちは、どこにもいけない
頑張る
黒木華さん演じる主人公・黒沢心が、なぜ「頑張る」という言葉が好きか、についてのエピソードです。
私、柔道やってたんですけどケガで選手を引退して
一緒にやっていた仲間がしばらく腫れ物に触るみたいになっちゃって、遠慮されちゃったっていうか…
でも就職決まって、漫画の編集やるんだって、次はその仕事に打ち込むんだって言ったら
みんなが「心、頑張れ」って「頑張れ、応援してる」
「頑張れ」ってたくさん言ってくれて
嬉しかった
だから私は、頑張って頑張って
今まで応援してくれた人達みんなに喜んでほしいって思っています
坂口健太郎さん演じる若手営業担当・小泉が、嫌いだった頑張るという言葉を使い始めました。
入社して3年、その間僕は何をしていたんだろう
頑張る。今頑張らなければ
僕は一生ユーレイのままだ
伝える努力を惜しむな
生瀬勝久さん演じる営業部・岡部長が坂口健太郎さん演じる若手営業担当・小泉へ、営業の仕事について教えるときの言葉です。
俺たちが売っているのは本だが、相手にしているのは人だ
伝える努力を惜しむな
俺たちの思いを書店員の方々がつないでお客様に届けてくださる
漫画はどんなに面白くても売れるとは限らない
勝手に売れる作品なんてない
売れた作品の裏には必ず売った人間がいる
俺たちが売るんだ
オダギリジョー演じる五百旗頭がそれを改めて言い直しています。
面白い漫画が必ず売れるとは限らない。でも、
自らアイディアを出し動く営業
協力的な担当編集者
作品を愛してくれて推してくれる書店員さんたち
この3者がしっかりと手をつなげば
作品が大化けする可能性がある
僕の仕事
坂口健太郎さん演じる若手営業担当・小泉が、自分の場所(営業の仕事)を理解した瞬間の言葉です。
人を羨んでいた頃は分からなかった
これが営業の仕事、これが僕の仕事なんだ
第4話で登場した名言
才能の奴隷となれ
横澤夏子さん演じる黒百合まんが部25代部長・金子怜子さんの名言です。
才能がある者はその才能の奴隷となるべし
第5話で登場した名言
運はためられる、考えて見極めろ
平埜生成さん演じる久慈青年(高田純次さん演じる久慈社長の青年時代)が、火野正平さん演じる謎の老人から言われた名言です。
ええこと教えちゃる
運ばためられるぞ
世の中はな足して引いてゼロになるごとできとう
生まれたときに持っているもんに差があっても
札は同じ数だけ配られよる
ええことしたら運はたまる
悪いことしたらすぐに運は減りよる
人殺しげな一巻の終わりたい
運ば見方にすりゃ
何十倍も幸せはふくれ上がりよる
問題はどこで勝ちたいかや
自分がどがんなりたかか自分の頭で考えろ
考えて考えて吐くほど考えて見極めろ
運ば使いこなせ
魔法はない、だから考える
ヒャダインさん演じるデザイナー野呂が、デザインの師匠から言われた名言です。
世の中を良く見ろ。
世間は遊びであふれている。書店へ行けば途方もない数の本が並んでいる。
その中から一冊を選んでもらう魔法は…ない。
だから考えろ。
考えて考えて決められた予算の中で出来うる限り最大最高の仕事をしろ。
常に己に問え、自分の仕事だと胸を張れるものを世の中に送り出せているのか。
運命の神
ソラミミスト安斎肇さん演じる作家が、久慈青年に伝える名言です。
運命の神は人が間違った方向へと行かないように人間のふりをしてつじつじに立っているんです。聞くも聞かぬも人の選択。
前代未聞・・・いいじゃねえかよ
松重豊さん演じる編集長が漫画新人賞の会議で発した名言です。
前代未聞・・・いいじゃねえかよ
見たことないもん載っているのが雑誌の面白さだよ