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IQ246第4話感想。なぜグレープフルーツを置いた?などの疑問点を解決

2016年10月16日より、ドラマ「IQ246」が始まりました。推理モノのドラマとして非常にテンポが良くまたところどころにさまざまな小ネタが仕込まれていて面白いです。

今回は、第4話の感想と事件の伏線として登場していたけどはっきりとは回収されなかった点について筆者なりにスッキリするために解説しておきたいと思います。

 

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相関図

記事を読みやすくするために相関図を載せておきます。本家ページはこちらになります。

iq246-chart

 

感想

国仲涼子さんがゲスト犯人の回でした。

  • 被害者とは愛人関係?と思わせておいて実は親子
  • 被害者の娘を思う行動によって結果として実現された完全密室殺人

という設定だったからか、醜悪至極なり!の決め台詞や、ディーンフジオカさんの格闘シーンが登場せず、お決まりパターンとしては土屋太鳳さんが睡眠薬で眠らされてしまうシーンだけ、というおとなしめの回だったと思います。

 

一方、13=マリア・Tに関しては徐々に情報が出始めています。

IQ246第1話感想と小ネタまとめ。ラスボスはあの人。織田裕二のしゃべり方の理由も

に書いたとおり、あの女性が黒幕なのかが気になりますが、話の軸として今後もさらに展開が加速していくものと思われます。

 

第4話での疑問点列挙と自己解決

静電気のくだりのように明らかな伏線とはっきりしすぎるぐらいの回収とは対照的に、色々ともやっとする点も多かったので個人的に推測も交えて解説を記述しておこうと思います。

 

なぜグレープフルーツを置いたのか?

父の大好物だったから、という理由で置いたことになっていますが、そもそも強盗殺人で果物包丁が凶器という設定において、フルーツが登場する必要はありません。台所にあった包丁を凶器に使った、ということで良いはずですので。

筆者は次のように推測することで納得しました。

  • 被害者はグレープフルーツを購入し食べようとして包丁まで出して準備をしていた状態で音楽を聞いていた。その際に犯人が押し入って間近にあった凶器として選択した

という設定を作り出すために国仲涼子さんはグレープフルーツを用意した(もしくはマリア・Tが用意させた)

 

左利きはどこで気づいたのか?

国仲涼子さんが生徒たちとケーキを食べているシーンで持っているフォークが左手でした。

 

沙羅駆が犯人を確信したのはいつ?

国仲涼子「グレープフルーツで私を犯人と分かったの?」

沙羅駆「いや、エレベータの暗証番号です」

のくだりで、暗証番号から国仲涼子さん=犯人ってどういうこと?沙羅駆は質問に答えてなくね?と思った人のために。

 

暗証番号が国仲涼子の母の誕生日

→ もしかしたら夫として、そして父親として愛情があった?

→ ってことは20時のアリバイは彼の加担によって完成された?

→であればアリバイは崩れるので、その他の状況証拠が語っているように犯人は国仲涼子だ!

 

なぜ被害者はインターホンの音に気づけた?

耳の悪い被害者が大音量&ヘッドホンで音楽を聞いていながら、なぜ国仲涼子さんが尋ねてきたときのインターホンの音に気づけたのでしょうか?

これは完全に設定の矛盾なような気がするのですが…

まあ、

ジャズを聞いていてたまたま曲的に音量の小さな箇所だった

ということにしておきましょう。

 

なぜコンタクトを探しに戻った?

沙羅駆のブラフにのって、犯罪に利用した服にコンタクトレンズが付着していないか確認に戻ってしまった国仲涼子。でも、これ戻る必要ないですよね。そもそも隠し場所がまだ割れていないのだから放置しておけば良かったような。

マリア・Tの指示に従って犯行を実行しただけで、急なアドリブに対して弱かった

ということで納得しておきましょう。

 

 

おまけ:ディーンフジオカの葉巻が渋い