2016/07/13よりドラマ「家売るオンナ」がスタートしました。北川景子さんが演じるやり手の不動産営業ウーマン・三軒屋万智(さんげんや まち)が、強引だけどある意味営業の本質をついたやり方で家を売りまくるコメディタッチの爽快なドラマです。
今回は第1話の感想と、三軒屋万智の古風な後進指導が痛快だったのでそれについてまとめてみたいと思います。
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相関図
登場人物の相関図を引用しておきます。本家ページはこちらです。
第1話あらすじ
老夫婦の背中を押す
テーコー不動産新宿営業所にチーフとしてきた、主人公の三軒屋は、工藤阿須加さん演じる頼りない若手庭野の営業に同行し、なかなか購入を決めきれない老夫婦に家を売ります。
なかなか購入に踏み切れない老夫婦に対して、偽物のライバル購入者を用意して、あたかも他に取られてしまう演出をすることで、購入に踏み切らせます。
その後、老夫婦からは、次のようなお礼の葉書をもらっています。
「背中を押されて」という表現から、老夫婦もライバルは偽物だったことに気づいていたことが伺えます。背中を押すことも不動産営業の仕事、というわけですね。
家を売るのではなく生活の提案を行う
庭野の担当で、りょうさん演じる産婦人科夫婦への新居の提案が、第1話でのメインストーリーになります。三軒屋はあらゆる情報から、1億円の予算なのに5千万かつ1LDKのマンションを売ります。
急遽当直が入ったりょうさんの代わりに、ご長男の面倒を一晩見てあげることを買ってでて、その一家の現状を分析します。最終的には、ただ家を売るのではなく生活の提案を行い、マンションの販売までもっていきます。
先生ご一家がお探しの家は
最新設備のある贅沢な新築一戸建て…ではなく
病院のすぐ近くでご家族が体温を感じられる空間です。
おばあ様の思い出とともに。
ゆとり社員の白州美加
新宿営業所のもう一人の頼りない営業に、イモトアヤコさん演じる白洲美加がいます。三軒屋は白洲に対して、厳しい指導を行います。
マイケル富岡さん演じる怪しげな男性が登場し、白洲が内見のアポ初獲得!となりましたが、結局マイケルは内見に現れず、でした。
このままではマイケル富岡さんがなんの詐欺なのか(コーヒ奢らせ詐欺?)わからりません。詐欺なのかどうかも含め、マイケル富岡さんは白州美加に絡んで再登場する可能性があります。
事故物件に住む三軒家万智
第1話の最後はなぜかホラータッチで終わりました。三軒家万智が事故物件に住んでいるという設定のようです。夜の薄暗いオフィスでその情報を調べている工藤阿須加の後ろに三軒家が…。
三軒家がこの物件の事件の関係者なのか、もしくはこの事故物件の販売をするための伏線なのかはまだ分かりません。
三軒家万智の前時代的な指導
コンプライアンスなど気にせず、今で言うところのパワハラ、ブラックな後輩指導を行っています。
アポを取るまで家に帰れない
白州美加は自宅の鍵を取り上げられ、アポが取れるまで家に帰れない状態にさせられます。
なお、その後マイケル富岡からのアポがとれて鍵は約束通り返してもらえます。
サンドイッチマン
広告看板を前後に抱え(これをサンドイッチマンと言うのですね)、新宿駅前に立たされます。
粘着テープで椅子に固定され電話
サンドイッチマンの仕事から戻ってくると、今度は粘着テープで椅子に固定させられ、アポが取れるまで電話し続けることを命じられます。
不動産屋は地図を見ない
こちらはブラックではないのですが、なるほどと思う指導内容だったので載せておきます。
不動産屋は地図を見ない
幹線道路ではなく誰も知らない裏道を使う
お客はこんな裏道まで知っている人は
物件のある街に詳しいと思う
そして不動産屋を信頼する
その人の言うことなら信じてみようと思う
Go!&電話とれ
このドラマが今後大ブレークしたら、流行語大賞にノミネートされるのは間違いなく「Go!」ですね。北川景子さんの目ヂカラと、なぜかその瞬間に髪がぶわってなるのが、とても印象的なフレーズです。
意味はそのまんまで、「さっさと行け!」といった感じになります。
あと、「電話とれ」も面白かったです。余計な言葉をつけずに短いフレーズで命令口調で話すのが三軒家万智の特徴のようです。