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米大統領選一般投票の結果はいつ分かるのか?538人の選挙人って何?

2016/11/08 にアメリカで大統領選の一般投票が始まりました。日本時間のいつ頃結果が分かるのか、とニュースを読んでいると「獲得した選挙人票数」といった表現がされていて仕組みもよく分かっていなかったので、そのあたりも自分のために解説しておきます。

 

なお、本記事は以下の2つの記事から、筆者が知りたい!と思った部分の引用で構成されていますので、もっと知りたい人は引用元を参照してください。

注目は午前10時のフロリダ、米大統領選の結果は何時に分かる?(Newsweek)

「選挙人」って何? よくわかる米大統領選(NIKKEI STYLE)

米大統領選のキーワード 「一般投票」「選挙人」「勝者総取り」とは?(BLOGOS)

 

結果はいつ分かる?

全米50州と首都ワシントン全てで投票が終わるのは米国東部時間9日午前1時だが、その間にも投票が終わった州から結果は順次速報されていく。

Newsweekより

つまり日本時間の午後3時には結果がわかるようです。

選挙人とは

まず州ごとに一般(いっぱん)の有権者(ゆうけんしゃ)が投票し、約1カ月後にその結果を踏(ふ)まえて「大統領選挙人」が投票するという2段階(だんかい)方式よ。選挙人というのは「大統領を選ぶ権限(けんげん)のある人」のことで、州ごとに人口に応(おう)じて人数が割(わ)り振(ふ)られているの。総定数は538人。本選挙はこの選挙人の数を過半数(かはんすう)(270人)以上獲得(かくとく)した人が当選するという仕組みで、実は有権者はこの選挙人を選んでいるのよ。

NIKKEI STYLEがより

なぜこのような制度を選んでいるかというと、

大統領という国のリーダーを決める際に、国民の投票の結果だけでなく、選挙人というワンクッションを置くことによって、人々が一時の熱狂で一定方面に暴走することを防ごうという狙いがありました。

BLOGOS

という理由によるようです。