がんで闘病中の小林麻央さんがブログ「KOKORO.」を始め、その心情や状況を赤裸々に書いて話題になっています。今回は小林麻央さんへの応援の気持ちとともにこのブログについて書きたいと思います。
癌の陰に隠れない
小林麻央さんはブログを始めた理由を初回のエントリーでつづっています。
「癌の陰に隠れないで」
時間の経過とともに、
癌患者というアイデンティティーが私の心や生活を大きく
支配してしまっていたことに
気がつきました。(略)私は
力強く人生を歩んだ女性でありたいから
子供たちにとって強い母でありたいからブログという手段で
陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました。
自分はがん患者なんだ、という思考に支配され、生活を制限され、かわいそうな人として周りから同情されながらひっそりと闘病する、という状況を変えたい、という思いから始めています。
素晴らしいことだと思います。
心の底から応援をしたくなります。
裏の理由?
ところが、
小林麻央さん闘病ブログ「KOKORO」開設の裏事情まとめ【芸能人に収入が入る仕組みとは?】(MATOMEDHIA)
によると、”癌の陰に隠れない”が本当の理由ではなく、”治療費を稼ぐため”と書かれていてとても残念な気持ちになります。
いやいや、がんで闘病中の人が治療費を稼ぐことを主目的でブログを始めるとは到底考えられません。副次的に収入が入って助かる、ということはあるかもしれませんが。
はじめた理由に裏も表もなく、小林麻央さんがつづっている通り
癌の陰に隠れない
が理由です。関係者でも知り合いでもないですが断言します。
そして、小林麻央さんがこのようなブログを始めたことの意味がとても重要だと思います。
小林さんのこのブログを読んで
どれだけの闘病中の人が救われたでしょうか?
どれだけの女性が検診にいくことを行動にお越したでしょうか?
どれだけの男性が妻や恋人に検診をうながしたでしょうか?
自分の発信力を活かして、たくさんの方を救っているし、そのことで小林麻央さんも救われているはずです。
(この対価としてAdScence収入であればいくらでも広告をクリックして応援したくなります。)
感謝にあふれている
小林麻央さんのブログは感謝の言葉にあふれています。
家族に感謝
先生に感謝
読んでくれている人に感謝
薬の開発に携わった人に感謝
など。
なんの根拠もないですが、このような境地に達した人は幸せだと思うし、幸せな運命が拓けてくると思っています。だから小林麻央さんは絶対に治ると思います。
筆者も人生の中でどん底に陥ったことがありますが、その際に救われた言葉があります。本気の締めとして引用しておきます。谷口雅春さんという方の言葉です。
「兄弟よ、海の波が巌(いわお)にたわむれるように、困難にたわむれよう。猿が木の幹を攀じのぼるのをたのしむように困難を楽しんで攀じのぼろう。もし軽業師が綱の上を渡らないで、平坦な大道を歩くだけならば、誰も喝采する者はないであろう。梅の花は烈々たる寒風の中で開くので喜ばれるのだ。
兄弟よ、わたしは苦しみに耐えよとは言わない。「生長の家」では苦しみに戯(たわむ)れるのだ。いかなる苦しみをも戯れに化するとき人生は光明化する。
盤根錯節は「生命」がたわむれるための一つの運動具である。諸君はスキーを多難だと言うか。登山を不幸だというか。ゴルフを艱難だというか。競泳を悲惨だと言うか。いかなる苦しみも戯れに化するとき人生は光明化し、そこから剛健なる無限の生命力が湧いて来る。」