第7話の名言
家族っていうのは記憶
白洲美加の実家が、お父さんの浮気騒動から売りに出されようとしいる際の屋代課長の発言です。
あの家はさ 白洲のお母さんが売りたいっていうんだから
売ればいいんじゃないか?
家族っていうのは記憶だと思うんだよね
「あの時はああだったね」とか「この時はこうだったね」とか
そういう思い出が今を支えてんだろ?
そういう記憶を手放したくなったらその家族は終わりだよ
いや 白洲本人は知らないけど 白洲のお母さんにとってはもう
お父さんとの記憶には価値が無いんだよ
白洲のお父さんも一度は古い記憶を捨てて家を出た
その時点で 白洲のご両親は終わっちゃったんだよ
三軒家チーフはそのことが分かっているから
なるべく早く家を売って
それぞれの道を入ったほうが良いってそう思ってんじゃないかな
過去から自分を解放しろ
そして、このドラマでの最大の名言はこれかもしれない、三軒家の白洲に対する長台詞です。どうしても実家を壊されたくない白州美加が家に立てこもり解体を阻止しようとしているところに対する三軒家の説得です。
同時になぜ三軒家が家を売り続けているのかが明らかになっています。
私は昔 ホームレスだった
両親が死んだ後 一人っ子だった私には父の借金が残された
かばってくれる大人はおらず
気付いたら何もかも失って 公園で暮らしていた
その時 私は高校2年生 季節は梅雨だった
育った家を追い出される時のことを 私は今も夢に見る
雨の日の朝だった
私は今も 過去に縛られている
だから私は こうなんだ
今も家にこだわっている
家を追われた過去から解放されない
だから今も家を売っている
家 家 家 家 家 家 家 家
家を失った時に心に開いた大きな穴を埋めるために
私は家を売り続けている
いくら売っても穴は埋まらない
過去から解放されない
今のあなたも同じだ
過去から自分を解放しなさい
この家を諦めればあなたは解き放たれる 自由になれる
あなたが自由になれば おとうさんも おかあさんも
安心して幸せになれる
自分を解放しろ 心を解き放て
白州美加は 私のようになってはならない
解き放て 解き放て!
第8話の名言
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