じかんえい2月28日の林先生が驚く初耳学で時間栄養学というものが紹介されました。
朝食にスムージーを飲むダイエットが一時期流行っていましたが(今も流行っている?)、セロリが入ったスムージーを朝飲むと、肌の老化を促進する、というある意味女性にはショッキング内容のご紹介でした。
今回は、時間栄養学についてまとめてみたいと思います。
時間栄養学とは
「何を食 べるか」と同様に「いつ、どう食べるか」も大切である、という観点から考えられている栄養学が時間栄養学です。
人間の体内時計をリセットするものは、日光と朝食であり、この体内時計の観点から考えられている栄養学とも言えます。
初耳学で言われていた内容は下記の通りです。
何をいつ食べる?
セロリスムージーは光毒素を含むため朝NG
セロリは光毒性であるソラレンという物質を多く含みます。
セロリが入ったスムージーを朝飲んでから、外に出て朝日を浴びてしまうと、そのソラレンの影響で肌の老化を招いてしまうそうです。
また、スムージーに氷を入れている場合、体を冷やし腸内環境が悪化するため良くないそうです。
朝、おすすめスムージーは
- りんご
- チンゲン菜
- クレソン
- しょうが
で作ったものだそうですよ!
卵は夕食が効果的
必須アミノ酸を含む良質なたんぱく源である卵は、夕食に食べると美肌効果やエイジングケアを促す成長ホルモンの分泌量を上げるそうです。
これに関しては、夕食がおすすめ、というだけで、朝食に食べてはいけない、というわけではないです。
実際、たんぱく源として非常に優秀なので、朝食べることを勧めているサイトも多く見受けられます。
豚肉は朝食がおすすめ
豚肉は良質なたんあく質を含むため、朝食べると肝臓を刺激して、日中の代謝アップや肥満予防にもつながるとか。
さらに、ビタミンB1も多く含むため、脳の活性化にもつながるそうです。
では納豆は?
日本人の朝食といえば納豆というイメージもありますが、時間栄養学の観点から見てどうなのでしょうか?
結論から言えば、卵と同様に夕食に食べると効果的のようです。
理由としては、
- ナットウキナーゼは夜に活性化する
- 夕食に食べておくと、血栓が出来やすい睡眠時に、ナットウキナーゼが血流を良くしてくれるため予防になる
- アルギニンには、成長ホルモンの分泌を促進する効果がある
- 眠っている最中に分泌される成長ホルモンの分泌を促進してくれるため、例えば美肌効果にも良い
といった理由のようです。
ただし、卵と同様に良質なたんぱく源としても納豆は非常に優秀です。
なので、朝に効率よくたんぱく質を取るために納豆を食べることも悪いことではないようです(むしろ良いこと)。