アラスカの道路標識で、巨大な蚊に襲われているものがトレンド入りしていました。
アラスカの道路標識、いったい何に気を付ければいいの・・・ pic.twitter.com/S9QTKw6eA9
— ✨私がういにゃんだ✨ (@ui_nyan) 2016年5月23日
今回は、この標識がある理由をまとめてみました。
標識がある場所と意味について
こちらの記事によると、アラスカのグランド・ドライブという道に存在します。
この地域には実際にこのような巨大な蚊が存在し人を襲う、というわけではありません。ではなぜこのような標識が存在するかと言うと、ドライバーの注意を道路に集中させるためです。地図からも分かるとおり非常に急カーブでかつ急勾配な道路であるために、ドライバーに安全な運転を喚起するための工夫のようです。なお、この道路には、蚊の標識以外にも、
- 落ちてくるココナッツに注意
- キラームース(殺人鹿)に注意
といった標識が存在するようです(上記の記事を参照)。
蚊はアラスカ州鳥?
では、そのような巨大な蚊が標識に表現される背景は何なのでしょうか?
実はアラスカは短い夏に大量発生する蚊で有名で、26種類もの蚊が存在するようです。2センチ以上の大きな蚊も目撃されるそうで、蚊はアラスカ州鳥(Alaska State Bird)と冗談で言われています。(ちなみに正式な州長はヌマライチョウです)
こういった背景から、前述のような看板ができあがっているわけです。道路標識で表現されるユーモアからもその国の特徴が読み取れて面白いですね。