ウィキリークスが10週年をむかえて100万件にも及ぶあらたなリーク文書を公開すると宣言しています。アメリカ大統領選に関する重要文書もあるとのことで話題になっています。
リーク内容は?
「ウィキリークス」創立10周年 創始者が不敵な「リーク宣言」(FNNニュース)
によると、
「今後10週間、毎週何かを公開していきたい。戦争・軍事・石油・グーグル、さらには、アメリカ大統領選挙に関する重要資料も含まれる」
ということで、パナマ文書に続き世界を揺るがす大きなリーク情報が出てくる可能性がありあります。
また、#wikileaks10 というハッシュタグがtwitterでも作られ、ウィキリークスは、
#Assange: The documents themselves are revealing, but also the government/state reactions to the releases are revealing also. #wikileaks10
— WikiLeaks (@wikileaks) 2016年10月4日
訳すと、
リーク文書の公開だけでなく、それに対する政府の反応も公開していく
と述べています。
なお、ウィキリークスは10年間で1000万件の文書と100億の言葉を公開しており、平均すると1日あたり3000文書の公開になるそうです。
#Assange: WikiLeaks has released 10 million documents over 10 years. That’s 10 billion words, averaging 3000 docs a day. #wikileaks10
— WikiLeaks (@wikileaks) 2016年10月4日
最後に今回の宣言を行ったWikileaks Press Conference というイベントの動画を貼り付けておきます。創設者のジュリアン・アサンジがいる遠隔地とつながり、インタビューに答える形式で宣言が行われています。
影響は?
アメリカ大統領選は9月26日のテレビ討論会を経てヒラリー・クリントンが有利になったとされています。
公開されるリーク文章の中身しだいではありますが、ヒラリー・クリントンにとってマイナスとなる情報が公開される可能性が高いです。
ウィキリークス、複数の政府や米大統領選関連文書を年内公開へ(ロイター)
によると
ただ、米大統領選に関する文書の公開は、クリントン候補をおとしめることが目的ではないと述べた。
とのことですが、トランプ氏が大統領になったら日本に与える影響もただ事ではないので、今後の動向に注目が必要です。