本日の朝日新聞の朝刊に書かれていた鉄腕DASHに関する記事が話題になっています。番組の台本がまるで工事の予定表のようなものだとか。
今回はこれについてまとめてみようと思います。
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鉄腕DASHの台本=工事の予定表!?
話題となっている朝日新聞の記事は次の通りです。
https://twitter.com/donayama/status/706255960398917633
朝日新聞朝刊の「TVダイアリー」の欄が、今朝は日テレの島田総一郎プロデューサーさんだったようです。
手元にあるDASH島のロケ台本を見ると…
- 集合・到着時刻
- 満潮干潮の時刻
- 日没時刻
- 作業目標(水路6m)
の4行だけ。台本というより工事の予定表ですね。
確かに、この台本からあのクオリティの番組が作られるのは圧巻です。
なぜこれで成り立つのか
この記事には次のように文章が続いています。
つまり余白部分をどう埋めるかはTOKIOとスタッフの知恵比べ。
何を食べ、何を集め、何をするか。
現場で一番面白い案が採用され、想像を超えた珍事も発生します。
TOKIOとスタッフの実力の高さがこの簡素な台本だけで番組を成り立たせているようです。
こちらの記事によると、山口達也さんのポテンシャルの高さもすごいですが、ポイントは
本当に台本もないしアポもないので、ドキドキ感が満載ってことですね! TOKIOの皆さんもスタッフも、常に緊張してロケに臨んでいます。
の部分かと思います。
筆者はこの台本のニュースを見たときに4つのリーダーシップスタイルの話が頭に浮かびました。(すみません、少し話が飛びます。)
- 指示型
- 具体的かつ詳細に指示する
- 指導型
- 手取り足取り指導する
- 支援型
- かげながら支えるする
- 委任型
- やりたいようにやらせる
です。リーダーはメンバの能力・熟練度に応じてこの4種類のリーダシップを使い分けると効果的、といわれています。1が能力・熟練度が低い相手向けで、数字が大きくなればなるほど(委任型の方にいけばいくほど)能力・熟練度が高い相手向けになります。
鉄腕DASHという番組を監督する立場の人(=上記プロデューサーの方でしょうか?)にとっては、もはやこのチームは委任型スタイルでやりたいようにやらせることでもっとも成果が出ると判断しているのではないかと思います。
こと細かにお膳立てし、指示を与え、不確定要素を排除して番組を作るのではなく、天候や、人との出会い、TOKIOの現場力にすべてを委ねることであのスケールの番組が出来上がっていくのだと思います。
鉄腕DASHの番組はじまった当初は、この委任型のスタイルではできなかったと思うので、この観点で当時と今を比較してみると面白いかも、と思いました。