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逃げるは恥だが役に立つ第1話感想と、契約結婚の試算詳細について

2016年10月12日からドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が始まりました。漫画を原作としたドラマで、自分を必要としてくれる場所を求めている主人公・森山みくり(新垣結衣さん演じる)が、恋愛経験の無い独身サラリーマン・津崎平匡(星野源さん演じる)と契約結婚をするお話です。

今回は第1話の感想と、星野源さんが行った契約結婚の試算詳細を分析したいと思います。

 

契約結婚とは

ドラマでは、

夫=雇用主、妻=従業員

という契約結婚が話のキーポイントとなります。

男女関係からの夫婦ではなく、あくまで家事を行う女性を夫が24時間制で雇う、という内容です。

契約結婚という形ではなく住み込みで働みで働くということにすればいいのでは、と思うかもしれませんが、ドラマでは嫁入り前の娘さんにそんなことはさせられない、ということでした。(じゃあ契約結婚、というのも変な話ですがドラマなのでこの設定を楽しみましょう)

 

なぜ事実婚なのか

さて、契約結婚を実現するために、「事実婚」という手法を使います。事実婚とはいわゆる普通の結婚(法律婚と言います)とは違い、

婚姻届は出していないが事実上婚姻状態にある男女の関係

のことを指します。ドラマでは星野さんが

  • 「婚姻届をだしていない」状態
  • 「同居して生計を同一にしている」場合
  • 「住民票だけを映している」(未届けの妻)

ということを紙で提示していまいした。

 

両親に挨拶もしているし、次週予告を見ると両家の簡易的な結婚式も挙げるように見えるので、いっその事、法律婚をすればいいに、とも思ってしまいます。

こちらのページによると、

事実婚のメリット&デメリットとは?(AllAbout)

事実婚のメリットとして

  • 改姓の必要がない
  • 離婚しても戸籍に傷がつかない

ということがあげられるます。

おそらく契約破棄時の戸籍への影響を考慮して、事実婚を選択したのだと思います。

 

 

事実婚のメリット試算詳細

まず星野源さんのセリフを全文起こしておきます。(一部、新垣さんの合いの手もありましたがカットしています)

試算してみたんです

家賃 水道 光熱費等の生活費を折半した場合の収支

食事を作ってもらった場合と外食との比較

毎週 家事代行スタッフを頼んだときとの比較

そして OC法に基づいた専業主婦の年間無償労働時間は

2199時間になりますが

それを年収に換算すると

304.1万円

そこから時給を算出し1日7時間労働と考えたときの月給がこちら

そして 生活費お差し引いた手取りがこちらで

健康保険や扶養手当を有効利用した場合の試算もしてみました

 

これは事実婚の提案です

戸籍はそのまま つまり籍は入れずに

もちろん諸条件は話し合う必要がありますが

試算した結果 事実婚という形で森山さんをここへ住まわせ

給与を支払い主婦として雇用することは

僕にとっても有意義であるという結論に達しました

 

この試算について表にまとめてみました。

 

これまでの生活
家賃 150,000
光熱費 8,000
食費(外食費) 90,000
家事代行業費 50,000
総出費 298,000

 

 

共同生活の場合
家賃 150,000
光熱費 25,000
食費 30,000
家事代行業費 0
森山さんへの給料 19,4000
総出費 399,000
折半分のバック
家賃 75,000
光熱費 12,500 家事のための光熱費は星野さん持ちでも良いとは思うのですが、半割するようです。
食費 15,000 男女傾斜はつけずに半割するようです。星野さん演じる津崎は少食そうなのでそれでも良いかも。
合計のバック 102,500
総出費ーバック分 296,500
各種手当によるバック
家族手当(妻の扶養) 18,000
実質総支出 278,500

 

ざっくり言えば、家事代行にお金を払うよりも新垣さんに住み込みで主婦として働いてもらったほうが、扶養手当もあって得になる、という内容です。

298,000 – 278,500 = 19,500

なので、星野源さんからみても新垣さんを主婦として雇ったほうが

19,500円/月 お得

という試算結果になりました。
あんなにキュートな新垣さんが住み込みで面倒見てくれて、さらに19,500円もお得になるなんて羨ましすぎます。