和歌山が自虐PR番組が話題になっています。
「真田丸」和歌山の自虐PR動画が話題 ご当地なのに認知度が…有働アナが本音語り
今回は和歌山が真田丸でどのように扱われていくのか、について予想とともにまとめてみたいと思います。
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和歌山と真田幸村
話題になっているのはNHK和歌山の「見やんと!真田丸」という番組です。
この番組は、大河ドラマ「真田丸」のこの進み方だと、
長年過ごした和歌山の部分が割愛されるのではないか
という懸念を有働アナが真田丸のメイン曲にのせて真面目に読み上げることから始まります。
さて、和歌山と真田幸村の関係をここで簡単におさらいしておくと、真田にとて和歌山とは蟄居の地、今風に言えば
謹慎処分のための左遷先
になります。
関が原の戦いで石田三成側についた真田幸村(と父・真田昌幸)は、和歌山県の九度山に左遷させられたのです。
1600年に左遷させられ、父・昌幸は1611年にこの地で死去します。
その後、1614年に豊臣秀頼と家康との対立(=大阪冬の陣)に向けて真田幸村の九度山脱出へ、といくのです。
ん、、、?
2016年9月18日放送の回の最後で九度山に飛ばされ、予告を見る限りは9月25日放送の回(タイトルは「昌幸」)で、昌幸が息を引きとるようなので、1600年から1611年までの11年間を1回で描かれてしまうわけです。
つまり、
和歌山の部分はかなり割愛される
ということになります。和歌山県民の予感的中。
やはりお気づきの方もいらっしゃるようで。
@fukufukuanno 昌幸パパが来週の回で(1611年)にお亡くなりになるので、なんと来週だけで約10~11年位を消化するみたいです・・・私ももう少し九度山パートを見たかったです
— ake (@arien0727) 2016年9月19日
とは言え、脱出までのさまざまな駆け引きがドラマでどう描かれるかによっては、まだまだ和歌山がクローズアップされる可能性はあります。
おまけ:真田の九度山ライフ
見やんと!真田丸 でも言っていましたが、九度山は蟄居の地とはいえ住めば都だったそうです。
以下のように九度山ライフを表現されている方もいました。
真田パッパの九度山ライフ
・そもそも盆地
・2年に一回の和歌山の名所巡り
・茶の湯三昧(浅野家もち)
・趣味で武田流の治水工事で川を改修
・名主から毎週宴会に呼ばれる
・信之に金と故郷の焼酎を所望
・名馬を育成して浅野家に売る死より苦しい仕打ち #真田丸
— いためし (@itameshi_yutori) 2016年9月18日
真田信繁は九度山でくすぶってますが、
焼酎飲んだり、
真田紐作ったり
現地の女性と子供作ったり
雷様斬ったり
それなりに充実した伝説作ってます。#真田丸— 一二三 (@nunonofuku123) 2016年9月18日
貧困に苦しみ、真田信之(=大泉洋)になんどもお金の苦心をしていた、というエピソードもあるようで、実際のところ心情としてどうだったのかは分かりませんが、いろいろな側面から歴史を捉えるのは非常に面白いですね。